コロナに負けない! 横向きのチカラ、広がる取り組み 〜横引きシャッター、足立区への恩返し〜
- 2020/05/28
- 06:42
コロナに負けない!
横向きのチカラ、広がる取り組み
〜横引きシャッター、足立区への恩返し〜
株式会社横引シャッター
代表 市川 慎次郎
●利潤追求の前に社会への貢献と恩返しの気持ちを
横に引くシャッターの専門メーカー株式会社横引きシャッターが足立区役所に「アクリルパーティション」を100台無償寄贈しました。地元の中小企業だからこそできた「コロナに負けない!コロナに挑む!」スピード感をもった実践のひとつです。
●「あれ、足りていないのかな」
無償寄贈のきっかけは新型コロナ禍のなか所用で訪れた足立区役所で、飛沫感染防止の一策であるアクリルパーティションがある部署とない部署があることに気づいたことです。
パーティションがない窓口で、自らの感染への危険も厭わず区民に誠実に親身に対応している区役所職員たちの姿勢に頭がさがる思いを抱きながら「もしかしたら、パーティションの数が足りていないのでは」と疑問を持ったそう。聞いてみると案の定、その通りでした。
●試作と納入を急ピッチで
企業テーマの一つである「足立区への恩返し」を実践するまたとない機会、ととらえた市川社長。モノづくり企業としての底力を発揮すべく迅速な行動を起こします。
5月1日に使い勝手のヒヤリングから開始。試作を繰り返して5月15日は早くも100台を無償提供しました。以降、急ピッチで制作を進め、出来次第随時納入を続けました。
こうした迅速な行動には、同社が、グループ会社で看板製作業も行っており、その材料と技術があったことが奏功したそうです。
現在では、学校用(生徒用)のアクリルパーティションやPCR検査場試作にも取り組んでいます。
cap>足立区で行われたパーティション贈呈式
「会社は地域の自治体や地域に住まう方々あってのもの。『身の丈に合った社会貢献』と『足立区へ恩返し
』をいつも心がけています」
●社員は宝。地域とともに健康に、豊かに
また市川社長の取り組みは、会社を支える社員にも向いています。そこには何より「社員が会社をつくる、次代を牽引していく「人財」である」との思いがあるからです。
今回の状況においても、たとえば個々の通勤時間帯を自身の裁量で選び出社する超変形フレックスを導入し業務時間が短縮されても給料は据え置いています。また、全社員にヒアリングを行い、出勤日の変更、在宅勤務もしくは補償付き休業へ個別に変更できる措置もとっています。
もちろん事務所や工場内に次亜塩素酸水の噴霧器を設置したり、社員へのマスクやアルコール消毒液の配布を行うなど基本的な対応策も行なっています。
こうしたコロナ対策の費用は、約100万円かかっているといいます。「それでも当社があるのはお客様と、社員があるから」と市川社長。
「会社の安全を保ちつつ、社員全員に心のゆとりを持ってもらい一丸となり、社会への恩返しをしていきたい。微力ながら当社ができることに力を惜しみません」

https://www.yokobiki-shutter.co.jp/
横向きのチカラ、広がる取り組み
〜横引きシャッター、足立区への恩返し〜
株式会社横引シャッター
代表 市川 慎次郎
●利潤追求の前に社会への貢献と恩返しの気持ちを
横に引くシャッターの専門メーカー株式会社横引きシャッターが足立区役所に「アクリルパーティション」を100台無償寄贈しました。地元の中小企業だからこそできた「コロナに負けない!コロナに挑む!」スピード感をもった実践のひとつです。
●「あれ、足りていないのかな」
無償寄贈のきっかけは新型コロナ禍のなか所用で訪れた足立区役所で、飛沫感染防止の一策であるアクリルパーティションがある部署とない部署があることに気づいたことです。
パーティションがない窓口で、自らの感染への危険も厭わず区民に誠実に親身に対応している区役所職員たちの姿勢に頭がさがる思いを抱きながら「もしかしたら、パーティションの数が足りていないのでは」と疑問を持ったそう。聞いてみると案の定、その通りでした。
●試作と納入を急ピッチで

5月1日に使い勝手のヒヤリングから開始。試作を繰り返して5月15日は早くも100台を無償提供しました。以降、急ピッチで制作を進め、出来次第随時納入を続けました。
こうした迅速な行動には、同社が、グループ会社で看板製作業も行っており、その材料と技術があったことが奏功したそうです。
現在では、学校用(生徒用)のアクリルパーティションやPCR検査場試作にも取り組んでいます。
cap>足立区で行われたパーティション贈呈式
「会社は地域の自治体や地域に住まう方々あってのもの。『身の丈に合った社会貢献』と『足立区へ恩返し

●社員は宝。地域とともに健康に、豊かに
また市川社長の取り組みは、会社を支える社員にも向いています。そこには何より「社員が会社をつくる、次代を牽引していく「人財」である」との思いがあるからです。
今回の状況においても、たとえば個々の通勤時間帯を自身の裁量で選び出社する超変形フレックスを導入し業務時間が短縮されても給料は据え置いています。また、全社員にヒアリングを行い、出勤日の変更、在宅勤務もしくは補償付き休業へ個別に変更できる措置もとっています。
もちろん事務所や工場内に次亜塩素酸水の噴霧器を設置したり、社員へのマスクやアルコール消毒液の配布を行うなど基本的な対応策も行なっています。
こうしたコロナ対策の費用は、約100万円かかっているといいます。「それでも当社があるのはお客様と、社員があるから」と市川社長。
cap>職員と区民を守るパーティション
「会社の安全を保ちつつ、社員全員に心のゆとりを持ってもらい一丸となり、社会への恩返しをしていきたい。微力ながら当社ができることに力を惜しみません」

https://www.yokobiki-shutter.co.jp/